Koyomi-Link とは
Koyomi-Link は、当ラボの自作モバイルアプリと Windows PC を接続するための常駐型デスクトップ連携アプリです。PC 側で起動しておくだけで、同じネットワーク内の対応アプリから送信されたテキストやコマンドを受け取り、PC のアクティブな入力欄へリアルタイムに反映します。
接続はインターネットを介さないローカルネットワーク(同一 Wi-Fi)内で完結し、外部のサーバーを経由しません。機密性の高いテキストデータも扱いやすく、高速な入力連携を実現しています。
こんな場面・悩みに
バーコードの内容を PC に手入力している
バーコードリーダーアプリ「Scaflow」と組み合わせると、iPhone・iPad で読み取ったバーコードの値を、PC の Excel や Web ブラウザ、社内システムなどの入力欄へキーボード入力の代わりに送信できます。在庫管理や検品、商品登録などの現場で、手入力によるミスと手間を減らせます。
スマホの定型文を PC でも使いたい
定型文キーボード「PhraseBoard」と連携すると、iPhone で選んだ定型文を PC のカーソル位置へ直接送信できます。PC 側にテンプレート管理ソフトを入れられない環境でも、手元のスマートフォンを「定型文リモコン」のように使えます。
写真やファイルをケーブルなしで PC へ送りたい
ファイル転送アプリ「KoyomiDrop」と組み合わせると、iPhone・iPad の写真・動画・各種ファイルを、同じネットワーク内の Windows PC へ直接転送できます。
主な機能
- QR コードによる簡単接続:PC 画面に表示された QR コードを対応アプリで読み取るだけで接続が完了します。IP アドレスなどを使った手動接続にも対応しています。
- リアルタイム入力反映:スマートフォン側で入力・スキャンした内容を、PC の現在のカーソル位置へ即座に送信します。
- 送信方式の選択:PhraseBoard との連携では、1文字ずつ入力する「キー入力」のほか、「コピーして貼り付け」「コピーのみ」の方式を選べます(最新版の Koyomi-Link が必要です)。
- タスクトレイ常駐:最小化してタスクトレイに置いておけるため、作業の邪魔になりません。
- 自動起動対応:Windows 起動時の自動起動を設定でき、使いたいときにすぐ連携を始められます。
使い方の流れ
- 1. Windows PC で Koyomi-Link を起動します。画面に「待受中」の表示と、接続用の QR コード・接続先情報が表示されます。
- 2. iPhone・iPad 側の対応アプリ(Scaflow、PhraseBoard、KoyomiDrop など)で QR コードを読み取ります。
- 3. 接続が確立すると、スマートフォン側で入力・スキャン・選択した内容が PC へ送信されます。
よくある質問・注意点
接続できないときは
PC とスマートフォンが同じ Wi-Fi(ローカルネットワーク)に接続されているかをまず確認してください。QR コードで接続できない場合は、IP アドレスなどを使った手動接続も利用できます。また、セキュリティソフトやファイアウォールの設定によっては通信の許可を求められることがあります。その場合は「許可」を選択してください。
利用目的について
Koyomi-Link と対応アプリは、ユーザー自身の作業環境での在庫管理・事務作業・データ入力の効率化を目的とした入力補助ツールです。外部サービスへの自動投稿など、利用規約に反する操作を目的とした機能は含まれていません。
入手方法・価格
Koyomi-Link は PC(Windows)向けのアプリで、App Store では公開していません。このアプリ詳細ページ内のダウンロードボタンから無料でダウンロードできます。Windows(64bit)向けに、インストーラ形式(.exe)と ZIP 形式の 2 種類を用意しています。
開発の背景
「iPhone で取得したデータを PC の Excel に入れたい」「スマホに登録した定型文を PC のチャットで使いたい」。こうしたデバイス間のデータ移動には、これまでファイル送信やクラウド同期を介した回りくどい工程が必要でした。Koyomi-Link は、モバイルと PC をローカルネットワークで直接つなぎ、iPhone を「PC の入力デバイス」に変えるための共通プラットフォームとして開発しました。一つの接続先を用意するだけで、複数の自作アプリの連携をまとめて受けられる「エコシステムの中継地点」となることを目指しています。
コメント 0
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?