保険は、万が一の事故や病気で大きな出費が発生したときに備えるためのものです。入るべき保険と入る必要のない保険は、個人の状況によって異なります。個人的な考え方も含めていますのであしからず。
前提として私は保険は最低限しか入っていません。
日本国民は必ず入らなければいけない国民健康保険と車両保険のみ加入しています。
国民健康保険は収入によって払う金額が変わってきますが風邪やちょっとした身体の不安がある場合に気軽に医者に行けると言うメリットは大きいので強制だとしてもお得すぎる保険だとは思います。
健康保険料は払わなかった期間があってそこを遡って必ず払わなければいけないので税金のように感じてしまいますので、年金のように半強制であれば尚いいかと思います。
悲しいですがおそらく今後、どんどん上げられて行くと思いますので。
その他の保険については個人的に入る必要がないと思っているのは、保険の仕組みにあります。
保険とは
保険とは、多くの人がリスクを分散する方法です。保険に加入すると、保険会社に毎月保険料を支払います。万が一、保険の対象となる事故や病気が発生した場合、保険会社が保険金としてお金を支払います。これにより、個人は大きな出費を避けることができます。ただし、保険料を支払ったからといって、保険会社が必ず保険金を支払うとは限りません。保険に加入する際には、保険の条件や免責金額をよく確認することが大切です。保険は万能ではありませんが、万が一のときに備える有効な手段です。
保険の仕組み
保険会社がお金を集め、支払う仕組みは、大数の法則に基づいています。大数の法則とは、多くの人から集めたデータからは、個人ではわからない傾向や法則を見出すことができるというものです。保険の場合、多くの人から保険料を集めることで、保険会社は保険金の支払いに備えることができます。
例えば、100人の保険契約者から1000円ずつ保険料を預かったとします。この場合、保険会社は10万円の保険金を用意しておく必要があります。しかし、100人全員が事故や病気が発生する可能性は低いため、保険会社は10万円よりも少ない金額で保険金を支払うことができます。
保険会社が100人の保険契約者から集めた保険料は、保険金の支払いに充てられます。また、保険料の一部は、保険金の支払いに備えて運用されます。運用方法は、株式や債券の投資などさまざまです。保険会社は、運用で得た利益も保険金の支払いに充てることができます。
保険会社は、保険金の支払いだけでなく、契約者への補償や保険金の支払いに関する調査にも費用がかかります。これらの費用も、保険料からまかなわれます。
保険会社は、保険金の支払いなどの費用を差し引いた残りのお金で利益を上げています。保険会社の利益は、保険会社の経営状態や保険商品の種類によって異なります。
例えば、保険会社が100人の保険契約者から集めた保険料が100万円で、保険金の支払いが50万円だった場合、保険会社は50万円の利益を得ることができます。
保険会社は、保険金の支払いなどの費用を差し引いた残りのお金で利益を上げています。保険会社の利益は、保険会社の経営状態や保険商品の種類によって異なります。
つまり、保険会社は確率的にほぼ必ず儲かる仕組みになっています。
逆に言うと、被保険者の大多数はお金の面では損すると言うことです。
ただし、安心を買っていると言う見方もできますので「結果的に」と付けなければいけないですが。
保険に加入するメリットが大きい人とメリットが少ない人
保険に入るメリットが大きい人は、以下のような人です。
- 収入が多い人
- 家族がいる人
- 健康に不安がある人
- 高額な医療費がかかりそうな人
- 相続税を節税したい人
保険に入るメリットが少ない人は、以下のような人です。
- 収入が少ない人
- 家族がいない人
- 健康な人
- 医療費がかかりそうにない人
- 相続税を節税する必要がない人
保険は、万が一のときに備える有効な手段です。しかし、保険料は高額なため、誰もが加入できるわけではありません。保険に入るかどうかは、自分の状況や経済状況をよく考えて判断する必要があります。
良い保険と悪い保険
良い保険と悪い保険の見分け方は、以下のようなポイントがあります。
保険の目的に合っていること保険に加入する目的は、人それぞれです。高額な医療費に備えたい、相続税を節税したい、といった目的があるはずです。保険を選ぶ際には、自分の目的に合っているかどうかをよく確認することが大切です。
保険料が適切であること 保険料は、保険の種類や保険金額によって異なります。保険に加入する際には、保険料が適切かどうかをよく確認することが大切です。
保険会社の経営状態が安定していること 保険会社は、保険金の支払いに備えて資金を保有しています。保険会社が倒産した場合、保険金が支払われない可能性があります。保険に加入する際には、保険会社の経営状態が安定しているかどうかをよく確認することが大切です。
保険の条件がわかりやすく、わかりやすいこと 保険の条件は、保険の種類によって異なります。保険に加入する際には、保険の条件をよく理解することが大切です。
保険会社の対応が丁寧であること 保険に加入した後、保険会社とやり取りする機会があります。保険会社の対応が丁寧であることは、安心して保険に加入するために重要です。
保険は、万が一のときに備える有効な手段ですが保険に加入する際には、自分の状況や経済状況をよく考えて、自分のニーズに合った保険を選ぶことが大切です。
最後に
文章中にも上げた通り、保険とは万が一に備えるものであり安心をお金で買うというものです。
保険の種類によっては人生で2番めに高い買い物と言われる保険まであるくらいです。
保険会社は営業活動を盛んに行っているところが多く、良いイメージは少ないですが加入する際は自分でよく考えてメリットとデメリットを天秤にかけてから加入するかしないか選択する必要があります。
個人的には営業によって加入するよりも、ネットで自分で保険を探してネットで手続きを行う保険は保険料も抑えることが出来ることが多いのでおすすめです。
車を購入した際や引越し先で大家さんに保険を進められた際、そこには必ずマージン(紹介者への謝礼)が発生するためその分も含め安くすみますので。
保険に限らず、情報弱者にならない事が一番の得策です。