どこでもCLI Proでは、複数接続、ユーザー辞書、クリップボード履歴、リモートフォルダ選択、ファイル共有、AI CLI状態表示など、iPhone/iPadからのCLI作業を効率化する機能が利用できます。
このページでは、Pro機能でできること、AI CLI状態表示が出ない場合の確認ポイント、無料版との違いをQ&A形式でまとめています。アプリ内の「Pro機能の説明書」リンクやホーム画面からお越しの方も、設定や使い方に迷った際のガイドとしてご活用ください。
AI CLI状態表示は、接続しているAI CLIが送信する状態情報や、ターミナルタイトルなどをもとに判定を行っています。
そのため、Codex CLIやAntigravity CLIなど一部のAI CLIでは、CLI側でターミナルタイトル表示を有効にする設定が必要になる場合があります。
状態が表示されない場合は、まずAI CLI側のタイトル表示設定やバージョンをご確認ください。詳しい確認ポイントは、目次から該当のQ&Aセクションをご確認ください。
このページでわかること
- Pro版だけで使える便利な限定機能一覧
- 無料版とPro版の機能・制限の違い
- AI CLI状態表示(入力待ち・実行中・確認待ち)の具体的な見方
- 状態表示がうまく出ない場合の確認・設定ポイント(Antigravity CLI / Codex CLI)
- 複数接続(セッション)、ユーザー辞書、クリップボード履歴、フォルダ選択、ファイル共有の活用方法
- ■ AI CLI状態表示について
- ■ Pro機能について
- ■ 無料版との違い
- ■ サポート・関連情報
AI CLI状態表示について
AI CLI状態表示とは何ですか?
接続中のターミナル一覧から、対応しているAI CLIの現在の稼働状況を確認しやすくする機能です。バックグラウンドや複数セッションでAIエージェントに自律作業を任せている間、「今、AIが自分の指示を待っている状態なのか」「まだ実行中なのか」を一目で把握できるようになります。
「入力待ち」「実行中」「確認待ち」は何が違いますか?
AI CLIの状態は、主に以下の3つのステータスに分類されて表示されます。
| 状態表示 | 意味 | 表示例 |
|---|---|---|
| 入力待ち | AI CLIが処理を完了し、次の指示やユーザーからのテキスト入力を待っている状態です。 | Ready、Action Required など |
| 実行中 | AI CLIが自律的にコマンドを実行したり、ソースコードを解析・編集したりしている最中です。 | Working、Running など |
| 確認待ち | ツール(コマンド)の実行許可や、ファイル書き込みの承認など、ユーザーによる「Y/N」などの確認操作を待っている状態です。 | tool_use(実行確認)など |
※補足:Antigravity CLIの「Action Required」は、テキスト入力を求めて一時停止している場面では、ユーザー目線で「入力待ち」として整理・表示される場合があります。また、実行環境やAI CLI側の仕様・設定・バージョンによって判定や文言の挙動が異なる場合があります。
AI CLI状態表示が出ない場合はどうすればいいですか?
状態が表示されない(または通常の接続表示のまま変化しない)場合は、以下の点をご確認ください。
- AI CLI側のターミナルタイトル表示設定が有効になっているか。
- お使いのAI CLIのバージョンが状態通知をサポートしているか。
- どこでもCLIアプリ側が対応しているAI CLI(Antigravity CLI, Codex CLIなど)を実行しているか。
※AI CLI側の仕様変更やアップデートにより、状態が正しく取得できなくなる場合があります。なお、状態が表示されない場合であっても、通常のSSHターミナルとしての操作やコマンド実行は問題なく行えます。
Antigravity CLIでは何を確認すればいいですか?
Antigravity CLIをお使いの場合、ターミナル上で /title コマンドを実行し、タイトル表示機能の状態を確認してください。
実行時に Custom title enabled または Custom title disabled のような表示が出る場合があります。状態表示が出ない場合は、タイトル表示が有効になっているかを確認してください。もし /title コマンドが無効であったり、エラーになる場合は、Antigravity CLI側の settings.json 等で title コマンドの設定や有効化が必要な場合があります。
※Antigravity CLIの仕様や設定項目は、バージョンによって変更される可能性があるため、最新のドキュメントやリリース情報も併せてご確認ください。
Codex CLIでは何を確認すればいいですか?
Codex CLIでは、状態判定のソースとなるターミナルタイトル情報が正しく出力されているかをご確認ください。Codex CLI側のタイトル設定(自動タイトル更新機能など)や、動作しているバージョンをご確認いただく必要があります。
※詳しい設定方法やタイトル出力仕様は、Codex CLI側のバージョンや環境設定に依存するため、それぞれのマニュアルをご確認ください。
Pro機能について
どこでもCLI Proでは何が使えますか?
Pro版では、無料版の制限を解除し、iPhone/iPadからのリモート操作を本格的な作業環境に変える以下の機能が利用可能です。
- 接続先登録数の制限解除
- 同時接続ターミナル数(セッション数)の制限解除
- ユーザー辞書(コマンドの定型文登録)
- クリップボード履歴
- リモートフォルダ選択(UIでのフォルダ移動)
- ファイル共有(リモートファイルの取得・転送)
- AI CLI状態表示
複数セッションでは何ができますか?
無料版では制限されていた、複数のSSH接続(セッション)を同時に起動して切り替えることができます。
例えば、「Macへの接続」と「テストサーバーへの接続」を別々のタブで同時に開き、並行して作業することが可能です。接続中のセッション一覧にはそれぞれの「AI CLI状態」が表示されるため、片方でAIに重い処理を走らせながら、もう片方のターミナルで別の作業を進める、といった効率的なワークフローが実現します。
ユーザー辞書とは何ですか?
よく使うコマンドや長くて覚えにくいサーバーのパス、定型フレーズなどをあらかじめアプリ内に登録しておき、ワンタップでターミナルに入力できる機能です。
アプリ標準の「リファレンス付きコマンド辞書」は、一般的なLinuxコマンドの意味や使い方を調べるための辞書ですが、「ユーザー辞書」は自分専用のショートカットコマンド集として自由に作成・管理できます。
クリップボード履歴とは何ですか?
アプリ内でコピーした文字列やコマンド、ログの一部などを履歴として保存し、いつでも再利用(ペースト)できる機能です。過去に実行したコマンドを少し書き換えて再実行したい時などに重宝します。
※パスワードやAPIトークン、秘密鍵などの機密情報をコピーした場合も履歴に残る可能性があるため、取り扱いには十分注意し、不要な履歴は適宜削除してください。
リモートフォルダ選択とは何ですか?
CUI(コマンドライン)での cd コマンド操作に頼らず、GUIのファイラー(フォルダ選択画面)を使って、視覚的に接続先サーバーのディレクトリ階層を移動できる機能です。
よく使うフォルダをお気に入りに登録したり、移動履歴から素早く作業フォルダを選択したりすることができます。
ファイル共有では何ができますか?
接続先のリモートサーバーやMac内にあるファイルをアプリ経由で取得し、iOS標準の「共有シート」を通じて、他のアプリ(ファイルアプリやメッセージ、メールなど)にシームレスに渡すことができます。
サーバー上のログファイルや、AI CLIが生成したソースコード・出力結果をiPhone/iPad側で確認したい時に便利です。ただし、大容量ファイルを取得する場合や、接続ネットワークが不安定な場合は、処理に時間がかかるか完了しない場合があります。
無料版との違い
無料版とPro版の違いは何ですか?
無料版とPro版の機能・制限の違いは以下の通りです。
| 機能・項目 | 無料版 | Pro版 |
|---|---|---|
| SSH基本接続 / 基本操作 | ◯ | ◯ |
| 接続テスト | ◯ | ◯ |
| キー操作補助(Ctrl, Tab, Esc等) | ◯ | ◯ |
| リファレンス付きコマンド辞書 | ◯ | ◯ |
| テーマ変更 | ◯ | ◯ |
| 接続先登録数 | 制限あり | 制限解除 |
| 同時接続ターミナル数 | 制限あり | 制限解除 |
| ユーザー辞書(定型文登録) | Pro限定 | ◯ |
| クリップボード履歴 | Pro限定 | ◯ |
| リモートフォルダ選択 | Pro限定 | ◯ |
| ファイル共有 | Pro限定 | ◯ |
| AI CLI状態表示 | Pro限定 | ◯ |
どんな人にProがおすすめですか?
- AI CLI(Antigravity CLIやCodex CLIなど)を頻繁に利用する方:AIの処理状態を見落とさず、並行して作業を切り替えたい場合に非常に便利です。
- 複数のサーバーやPCを切り替えて操作する方:同時セッション接続により、再接続の手間を省いてマルチタスクが行えます。
- モバイルからのコマンド入力を最小限にしたい方:ユーザー辞書やフォルダ選択、クリップボード履歴を使うことで、ソフトウェアキーボードでの誤入力を減らし、作業効率が向上します。
- サーバー内のファイル取得や確認をスマホで完結させたい方:ログファイルなどを別アプリへ手軽に共有できます。
サポート・関連情報
さらに詳しい使い方はどこで確認できますか?
接続方法やアプリの基本操作については、以下の各ページをご参照ください。
- 接続設定や基本操作:どこでもCLI FAQ・使い方ガイド(記事ID: 78)
- 外出先からの接続やTailscaleの連携:iPhoneから自宅MacへSSH接続する方法(記事ID: 77)
- アプリ概要とプライバシーポリシー:どこでもCLI アプリページ / プライバシーポリシー(日本語)
- ご質問やご要望、不具合のご報告:どこでもCLI サポートページ
どこでもCLI Proの機能は、今後のアプリアップデートにより、さらに使いやすく改善・追加される場合があります。
お使いのなかで疑問に思ったことや、不具合、追加してほしい機能のご要望などがある場合は、Koyomi App Labのサポートページ(サポート窓口)よりいつでもご連絡ください。
コメント 0
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?