買取の現場では、商品の査定だけでなく、依頼者の情報、本人確認、見積提示、承諾、取引後の記録まで扱います。紙の書類や別々の表計算ファイルに情報が分かれていると、「あの査定の続きはどこにあるか」「帳票に転記した金額は合っているか」を確かめる場面も出てきます。
MINE PRIME(マインプライム)は、こうした買取業務をiPhone・iPadでつなげて管理するアプリです。今回は機能名を並べるのではなく、相談を受けてから記録を振り返るまで、実際の流れに沿って紹介します。
査定内容を登録し、見積の内訳を確認する
まず商品ごとの情報と査定額を登録します。査定画面では現在の工程を確認でき、商品の詳細画面から内容を見返せます。複数の商品を扱う場合も、品目ごとの情報と金額を取引の中で整理できます。

見積を提示するときは、商品ごとの金額と合計を確認できます。見積書はアプリ内で作成・PDF出力できるため、査定内容をもとに書類を用意できます。

依頼者情報と本人確認を同じ取引の流れに
依頼者の情報は新しく入力するほか、登録済みの顧客から選ぶ方法があります。顧客情報には取引の記録が関連し、買取件数や最終買取日を見返せます。

査定の進行中には本人確認書類の画像を扱う工程もあります。買取内容と承諾事項を確認したあと、買取承諾書兼受領書を作成できます。承諾サインは任意で、iPadでは画面上で手書き入力できます。

成立後の取引とキャンセルも記録する
取引は処理途中から完了済みまで検索して状態を確認できます。取引明細や買取承諾書兼受領書、古物台帳はPDFで出力でき、登録した情報を後から振り返るときにも使えます。

買取後に品物の一部を取り消す場合や、複数回に分けてキャンセルを記録する場合にも対応しています。キャンセルの合計は元の取引額を超えない範囲で扱われます。キャンセルも取引履歴の中で確認できるため、成立後の対応を別のメモだけに頼らず管理できます。

日々の記録を会計用CSVへ
取引情報から会計用の汎用CSVを出力できます。取引別・日別・月別の集計に対応し、仕訳プレビューで出力内容を確認してから利用できます。お使いの会計ソフトへ取り込む場合は、項目や形式が合うか事前にご確認ください。

1台から始め、同じネットワーク内で端末を追加
MINE PRIMEは親機1台で利用を始められます。店頭でiPhoneを親機として使い、iPadなどを子機として登録する構成にも対応しています。親機と子機のデータ同期には、両方の端末が同じLANまたはWi-Fiに接続している必要があります。インターネット経由のクラウド同期とは異なるため、利用場所のネットワーク環境をご確認ください。

業務データは端末内を中心に管理
業務データは端末内での保存を中心とし、データベースを暗号化しています。日々の業務データの保存を外部クラウドサーバーに依存しない設計です。複数端末で使う場合は、前述のとおり同じLAN/Wi-Fi環境で親機・子機を同期します。
無料で試し、必要に応じてProへ
無料プランでは新規査定の作成は10件までです。この上限に達しても、保存済みの取引・顧客・帳票は引き続き利用できます。新規査定の件数制限を解除するProプランは、公式案内で月額1,500円、年額15,000円と掲載されています。料金や購読条件は変更される場合があるため、申し込み時にApp Storeの表示をご確認ください。
画面は実際のMINE PRIMEアプリから撮影したデモデータの表示例です。古物台帳・帳票の記載要件や個別取引への適用可否は、事業者ご自身で確認してください。
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