今回のアップデートでは、PC送信モードとホーム画面の操作性を改善し、定型文・定数・便利タグをより扱いやすくしました。特にPC送信モードでの柔軟な送信方式の選択や、ホーム画面での視認性向上により、日々の入力作業がさらにスムーズになります。

この記事では、新しく追加された送信方式の詳細や、新しくなったホーム画面の表示、そして便利な長押しメニューの使い方について詳しく解説します。

今回のアップデート概要

今回のアップデートの目玉は、PC作業との連携強化と、iPhoneアプリ内での操作性向上です。PC送信モードでは送信方法の選択肢が増え、ホーム画面では情報の視認性が大幅にアップしました。これにより、定型文や定数を多用するユーザーにとって、より「痒いところに手が届く」ツールへと進化しています。

PC送信モードで送信方式を選べるようになりました

PC側アプリ「Koyomi-Link」と連携してiPhoneからPCへ文字を送る「PC送信モード」において、以下の3つの送信方式を選択できるようになりました。フォーカス先のソフトや作業内容に合わせて、最適な方法を選べます。

  • キー入力:従来通りの方式です。PCのフォーカス先へ、キーボードでタイピングしているかのように1文字ずつ送信します。
  • コピーして貼り付け:Windows側のクリップボードへ一度コピーしたうえで、フォーカス先へ即座に貼り付ける方式です。長い文章でも一瞬で送信できます。
  • コピーのみ:Windows側のクリップボードへコピーだけを行う方式です。貼り付けはユーザーがPC側の好きなタイミングで行いたい場合に便利です。

※これらの機能を利用するには、PC側に最新の Koyomi-Link がインストールされている必要があります。

PC送信モード画面の見やすさも改善

PC送信モードの画面UIを整理し、現在の接続状態、改行方式、そして新しく加わった送信方式が一目で確認できるようになりました。また、送信完了時の表示によるリストの上下動を改善し、連続して定型文を送信する際も操作ミスが起きにくいよう配慮しています。

定数カテゴリの表示が分かりやすくなりました

ホーム画面の定数カテゴリにおいて、定数が以下のように「定数名」と「展開後の値」の両方を表示する形式に変更されました。

{{定数名}}
展開後の値

例えば、{{ショート動画尺}} という定数の中身が 50秒〜60秒 であれば、ホーム画面を見るだけでその具体的な値が即座にわかります。定数の値に別のタグが含まれている場合でも、実際に展開された後の値が表示されるため、入力ミスを防ぐことができます。

※定数管理画面では、編集しやすいようにタグそのもの(raw値)を扱う従来の形式を維持しています。

文字定数と数値定数の並び順を整理

定数カテゴリ内での表示順を、「文字定数 → 数値定数」の順に整理しました。同じ種類の中では、これまでの並び順が維持されます。種類ごとにまとまって表示されることで、目的の定数を探しやすくなりました。

便利タグに実際の表示例を追加

日付や時間などを自動挿入する「便利タグ」のRow表示を以下のように改善しました。

タグ名
{便利タグ}
例:実際の展開例

固定のサンプルではなく、現在の時刻や設定に基づいた「実際の展開例」が表示されるようになったため、どのような形式で挿入されるのかを事前に確認しやすくなっています。

長押しメニューでコピーや複製がしやすくなりました

定数、便利タグ、そして通常の定型文Rowにおいて、長押しメニュー(コンテキストメニュー)が使えるようになりました。編集画面を開く手間が省け、素早い操作が可能です。

  • 定数Row:タグをコピー、値をコピー、編集
  • 便利タグRow:タグをコピー、値をコピー
  • 一般定型文Row:本文をコピー、展開後をコピー、複製して編集

特に一般定型文での「複製して編集」は、既存の定型文をベースに少しだけ内容を変えた新しい定型文を作りたい時に非常に便利です。

こんな人に便利です

  • フリマアプリの商品説明文や、SNSの定期投稿を管理している方
  • iPhoneで作成した定型文を、PCでのメール作成や書類作成に活用したい方
  • 日付や数値などの「定数」を組み合わせて、複雑な定型文を構成している方
  • 定型文を少しずつ変えて、複数のパターンを効率よく作成したい方

まとめ

今回のアップデートにより、PhraseBoardは単なる「文字入力補助」から、PC連携も含めた強力な「定型文ワークフローツール」へとさらに一歩近づきました。新しくなったPC送信モードや、より直感的になったホーム画面をぜひ活用して、日々の入力作業をより快適にしてみてください。