4年も使ってると、さすがにガタがくる。愛用のキーボード「MX Keys Mini」の話だ。コンパクトで打鍵感も最高。私のデスクワークにはもう、こいつが欠かせない存在になってる。

ところが最近、こいつのスタミナが完全に切れてきた。フル充電しても2日くらいでバッテリー残量の赤ランプがつく。本来なら数ヶ月は持つはずなのに、これじゃワイヤレスの意味がない。常にケーブルを繋いでなきゃいけないのは、正直かなりのストレスだった。

パソコンのキャラクター(ノートパソコン)困った顔

買い換えるか、直すか

「そろそろ寿命か…」と思ってAmazonを覗いたが、これがなかなか悩ましい。このキーボード、発売から4年も経つのに価格が全然下がっていないのだ。かといって進化した後継機が出ているわけでもない。バッテリーがヘタっただけで、4年前と同じ金額を払って全く同じ新品を買い直すのは、なんだか癪だ。でも、打ち心地自体はまだ現役そのもの。なら、自分で直すしかないだろ。

調べてみると、MX Keys Miniのバッテリー交換は意外と簡単らしい。もちろん公式のやり方じゃないけど、自分で部品を揃えて交換すれば、数千円で復活できる。失敗したらその時はその時。とりあえずやってみることにした。

いざ、分解。

注文しておいたMX Keys Mini用の交換バッテリーが届いたので、さっそく作業開始。まずは背面上部のゴム足の下に隠れてるネジを外す。あとはプラスチックのツメを剥がしていくだけなんだけど、これが予想以上に硬い。ヘラで慎重にこじ開けていく間は、中をバキッとやらないか、マジで心臓に悪かった。

苦戦しながらもケースを開けると、中には小さなリチウムポリマー電池が入っていた。古いコネクタを抜き、新しいバッテリーに入れ替える。作業自体はシンプルだけど、細い配線を傷つけないように指先に全神経を集中させた。やってる最中は、ちょっとしたエンジニア気分だ。

パソコンのキャラクター(ノートパソコン)笑顔

「相棒」が復活した日

組み直して電源を入れると、無事に緑のランプが点灯した。Bluetoothেরペアリングも問題なし。数日使ってみたけど、バッテリーが速攻で切れる気配はもうない。スタミナが戻っただけで、タイピングまで軽快になった気がするから不思議なもんだ。

結局、新品を買い直すより圧倒的に安く済んだし、動作も絶好調。なにより、愛着のある道具を自分の手で延命できたのが嬉しい。

究極を言えば「何も買わない」のが一番環境にいいんだろうけど、現実的にはそうもいかない。欲しいものは欲しいし、必要なものは必要だ。だったら、気に入ったものをメンテナンスしながら、限界まで長く使い倒す。それが、自分にとっても環境にとっても、今のベストな折り合いの付け方な気がしている。2日で音を上げていたキー坊が、これでまた戦えるようになった。さて、次はこいつで何を作ろうか。

※自分で分解・修理するとメーカー保証はなくなるから、試す人はあくまで自己責任で!